本文へ

屋根、外壁リフォーム専門店新潟市の塗装店 ホクト-CTF株式会社

お役立ち情報

2024/02/26外壁のひび割れを見つけたらどうすればよい?┃新潟市

サイディングのひび割れを見つけた際は、専門家の助言を得て迅速に対処することが大切です。

ひび割れを見つけた際の行動

  • ■ヘアークラック(幅0.3mm以下)なら経過観測でOKだが外壁塗装を検討する
  • ■構造クラック(幅0.3mm以上)なら複数業者へ修繕の見積もりを依頼する
  • ■DIYでの補修はせず、業者に任せる

ヘアークラックならしばらく様子を見ても問題ありませんが、外壁塗装が必要なサインになります。一方、構造クラックは早めの修繕が必要です。すぐに修繕が必要なひび割れなのか判断が難しい場合は、信頼できる外壁塗装業者に相談し、見積もり依頼をしましょう。

信頼できる業者に修繕を依頼するには、複数の業者に見積もり依頼をする「相見積もり」が欠かせません。なぜなら、相見積もりをすることで価格差や対応の丁寧さなどを比較でき、より良い業者に出会えるからです。

また業者選定の際は、施工事例や口コミ、資格の有無、保証内容、瑕疵保険の加入状況もチェックしておきましょう。

 

【ひび割れ補修のDIYは劣化の進行や費用増加のもと】

 

正しい知識や技術を持たない素人によるDIYは、むしろ劣化を早める可能性があります。また、DIYが原因で修繕が複雑化し、業者による修繕時に本来必要のない工程が増えて費用がかさむこともあります。

また、高いところにあるひび割れを修繕する際、はしごなどを利用して補修すると転倒して怪我をする危険性もあるため、DIYは控えましょう。

DIYのリスクについてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。

↓ ↓

https://rentry.jp/paint/gaihekitosou_diy/

 

 

 

 

 

サイディングがひび割れする3つの理由

サイディングのひび割れの主な原因は「劣化」と「衝撃」です。その中でも以下の3つが具体的な原因としてあげられます。

サイディングのひび割れ3つの理由

  • ・紫外線や雨風
  • ・寒暖差による膨張と収縮
  • ・地震などの自然災害

 

1.紫外線や雨風などの外的要因によるひび割れ

サイディングは紫外線や雨風などに弱く、湿気や熱によって反り返ってしまいひび割れを起こします。特にサイディングボードの端は、打ち付けた釘がボードの反り返りの力に抵抗するため割れやすい箇所です。

サイディングは普段、塗膜(サイディング表面の塗装面)によって雨水や紫外線から守られています。そのため、塗膜が劣化しチョーキングやコケが発生している場合は注意しましょう。

 

2.温度変化や天候によるひび割れ

温度変化によるサイディングの膨張と収縮はひび割れの原因の一つです。

雨が降ると雨水を吸収して膨張し、晴れた日の熱によって水分が蒸発して収縮。冬は凍結によってサイディング内の水の体積が拡大。この繰り返しにより、サイディングの内部が徐々にスカスカになり、耐え切れなくなった箇所がひび割れを起こします。

 

3.地震の揺れによるひび割れ

サイディングは耐震性に優れた外壁材ですが、大きな地震などの強い揺れによってひび割れることがあります。特に劣化しているサイディングは、地震など外部からの力によって簡単にひび割れを引き起こす可能性が高いため注意が必要です。

なお、ひび割れが地震などの自然災害によるものの場合、被害にあってから3年以内であれば、ひび割れ補修や外壁塗装などの工事に火災保険が適用される可能性があります。

ただし、保険が適用されるかどうかは保険会社によって異なるため、具体的な契約内容を確認しておきましょう。

火災保険についてはこちらの記事で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
〉〉外壁塗装で火災保険が適用される災害は?保険が使えないケースや申請の注意点まで徹底解説!

 

https://rentry.jp/paint/siding-crack/#i-14

 

ーーサイディングのひび割れの補修方法ーー

サイディングのひび割れ補修は、ヘアークラックであれば外壁塗装のみで十分です。一方、構造クラックであればコーキングによる部分補修かサイディングの張替えが必要になります。

例えば、サイディングの劣化が著しく構造クラックが複数ヵ所に見られる場合や、見た目を重要視したい場合はサイディングの張替えが適しています。

反対にサイディングの劣化はそこまで進行しておらず、部分補修だけで問題ない場合は、コーキングでの擦り込み補修が可能です。このように、構造クラックの補修方法は、サイディングの劣化状況や補修後の見た目を重要視するかによって異なります。

そこでこの章では構造クラックの具体的な補修方法についてみていきましょう。

 

【シーリングのひび割れも要注意】
 

サイディング外壁はボード同士の緩衝材や防水の役割りとしてシーリングと呼ばれるゴム状のものが目地に施されています。シーリングがひび割れを起こすと、サイディングのひび割れと同様に、雨漏りや内部構造の劣化につながるため早めの補修が必要です。

サイディングのシーリング補修に関する詳細記事はこちら

↓ ↓

https://rentry.jp/paint/siding_sealing_hosyuu/

 

コーキングの擦り込み補修

サイディングのひび割れ補修で一般的なのはコーキングを擦り込む方法です。

―――コーキングの擦り込み補修の施工手順ーーー

  1. ①ひび割れ箇所の清掃
  2. ②プライマー塗布
  3. ③コーキング充填
  4. ④ヘラでひび割れに擦りこませる
  5. ⑤必要に応じて塗装で仕上げる

ひび割れの奥までコーキングを行き届かせることでひび割れに追従し、しっかりと密着するため、雨風などの侵入を防いで外壁材を保護する効果があります。

この補修方法は工程がシンプルで材料も少ないため、コストがおさえられる点や外壁材を傷つけずに補修ができることが利点です。しかし、補修後にミミズ腫れのような跡が残り、見た目が良くないというデメリットがあります。

サイディングを張替える

サイディングのひび割れや劣化が深刻な場合、補修ではなくサイディング自体を張替えることも解決策の一つです。サイディングは部分的な張り替えが可能なため、ひび割れたボードだけを新しいものに交換できます。

ーーーサイディングの張替えの施工手順ーーー

  1. ①既存のサイディングを剥がす
  2. ②必要に応じて外壁内部の補修
  3. ③防水シートを張る
  4. ④新しいサイディングを張る
  5. ⑤目地をコーキングで埋める

サイディングの張替えはコストが高いことや、生産終了により同じサイディングが手に入らない場合は色や柄が異なってしまうデメリットがあります。

しかし、サイディングの張替えは補修跡が残らないため美観が保てることと、根本的な解決になることが大きなメリットです。

 

サイディングの張り替え工事についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

https://rentry.jp/paint/siding-harikae/

 

サイディングのひび割れでよくある質問と回答

サイディングのひび割れに関するよくある質問をまとめました。ぜひ、ひび割れを見つけた際の対応の参考にしてください。

Q.サイディングのひび割れはDIYで補修できますか?
A.サイディングのひび割れはDIYでの補修は可能ですがおすすめしません。誤った補修方法や素材の選択は、ひび割れの深刻化やケガのリスクがあります。そのため専門家による診断や補修をおすすめします。
Q.サイディングのひび割れは火災保険や地震保険で直せますか?
A.ひび割れが地震や台風などの自然災害によるものである場合、火災保険や地震保険が適用される可能性があります。保険会社によって適用条件が異なるため、契約の詳細を確認しましょう。
Q.サイディングのひび割れを放置し続けるとどうなりますか?
A.サイディングのひび割れを放置すると、雨漏り・柱や梁の腐敗や劣化・カビやシロアリの発生などのリスクが高まります。健康被害や建物の倒壊にまで発展する危険性があるため、ひび割れの放置は厳禁です。

 

サイディングのひび割れのまとめ

サイディングのひび割れを見つけ場合、以下のことに注意して適切な対処をおこないましょう。

🌈まとめ

  • ●ひび割れのDIY補修はおすすめしない
  • ●二次被害に発展させないために業者へ早めの相談をする
  • ●補修方法はコーキングでの部分補修かサイディングの張替え
  • ●補修業者は価格の安さだけで選んではいけない

サイディングのひび割れは劣化や衝撃が原因となります。そのため築20年ほどたったタイミングや、地震が発生した後などは注意深くサイディング外壁を観察してください。

ひび割れを放置すると思わぬ二次被害に発展する可能性があります。

ヘアークラック程度であれば急いで補修をする必要はありませんが、外壁塗装をおこなうサインになります。もし構造クラックが発生している場合は、自分でDIYするのではなく専門業者に補修を依頼しましょう。

また、補修費用は相場価格より安すぎても高すぎてもいけません。相場の価格帯で、より良いサービスを提供してくれる業者での施工がおすすめです。業者を比較する必要があるため必ず相見積もりを取りましょう。

 

https://rentry.jp/paint/siding-crack/#i-19

 

✏️外装リフォームプロ集団

外装リフォームプロ集団より引用しています。

受講者募集中!

https://rentry.jp/paint/

お役立ち情報一覧