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屋根、外壁リフォーム専門店新潟市の塗装店 ホクト-CTF株式会社

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2024/02/13新潟市┃外壁塗装で使用される塗料の種類

外壁塗装をする際に、どの塗料を選べばよいのか迷った経験はありませんか?塗料にはたくさんの種類があります。そのため、どの塗料が自宅に適しているのかわからないという方がほとんどではないでしょうか。

そこでこの記事では各塗料の種類の解説や、塗料を選ぶ際のポイントなどを紹介します。

 

外壁塗装で使用される塗料の種類8選

 

【アクリル塗料】

アクリル塗料は、アクリルを主成分とする塗料です。紫外線に弱く、耐用年数が4~7年と短いため、現在では外壁塗装に使用されることはほとんどありません。あくまで塗料のグレードの一つとして捉えてもらえればよいでしょう。

塗膜に浸透性があることから、湿気がこもりやすい軒天などに使用されるケースもあります。

 

 

メリット デメリット
・価格が安い
・色の種類が豊富
・艶があり、発色が良い
・透湿性に優れている
・他の塗料と比べ耐用年数が短い
・紫外線に弱く、ひび割れしやすい

アクリル塗料の費用相場は1㎡あたり1,200~1,800円、耐用年数は4~7年です。

 

【ウレタン塗料】

ウレタン塗料は、ウレタン系樹脂を主成分とした塗料です。柔軟性と弾力性に優れており、ひび割れにくい特性があります。防水性や撥水性が高いことにより汚れが落ちやすいため、外壁塗装だけでなく、家具の塗装などにも使用されます。

また、木部・鉄部・塩ビ素材など、さまざまな材質に塗装可能です。

 

メリット デメリット
・価格が安い
・密着度が高いため、ひび割れにくい
・光沢感が出て高級感のある仕上がりになる

・他の塗料と比べ耐用年数が短い
・湿度が高い時に使用すると表面が上手く硬化せず、性能が落ちる

 

ウレタン塗料の費用相場は1㎡あたり1,800~2,200円、耐用年数は8~10年です。

 

【シリコン塗料】

シリコン塗料は、シリコン樹脂を主成分とした塗料です。耐水性や耐候性、耐熱性に優れています。アクリル塗料やウレタン塗料よりは少し高価になるものの、耐用年数は10~15年と長いことが特徴。コストパフォーマンスに優れた塗料です。

ただし密着度が低いため、再塗装する際は相性のよい下地剤を使用する必要があります。そのため、シリコン塗料で外壁塗装をおこなう場合は、経験豊富な業者を選ぶようにしましょう。

メリット デメリット
・耐久性が高く、汚れにくい
・耐水性・耐候性・耐熱性に優れている
・色褪せしにくい
・浸透性が高く、内部結露やカビの発生を防止する
・色のバリエーションが豊富
・塗料が伸びづらく扱いにくい
・密着度が低いため、重ね塗りする場合は下塗り材の塗布を工夫する必要がある

シリコン塗料の費用相場は1㎡あたり2,500~3,200円、耐用年数は10~15年です。

 

 

【ラジカル塗料】

ラジカル塗料は、高耐候酸化チタンと光安定剤を主成分とした塗料です。そもそもラジカルとは、紫外線や雨水、酸素などが顔料に触れることで発生する劣化因子のことをいいます。

その劣化因子であるラジカルを高耐候酸化チタンが制御。また、光安定剤はラジカルの発散をおさえることにより、劣化しにくく高耐久な塗膜を形成します。

ただし、ベースとなる樹脂によって効能は異なります。中にはウレタン樹脂をベースとしたラジカル塗料も販売されているため、ラジカル塗料を選ぶ際はベースとなる樹脂を確認することが重要です。シリコン以上の商品を選べば間違いないでしょう。

また、2012年に発売された塗料なので施工実績が少なく、業者が提供していない場合があるため注意が必要です。

メリット デメリット
・耐久性が高く、汚れにくい
・カビや藻を防ぐ効果がある
・外壁材を選ばずに施工できる
・塗料の伸びが良く、光沢が長持ちする
・最新の塗料のため、精度が不安定
・製品の数が少ない
・ラジカル塗料の主成分が白色なので、濃い色には向いていない

 

ラジカル塗料の費用相場は1㎡あたり2,500~3,200円、耐用年数は12~17年です。

 

フッ素塗料】

フッ素塗料は、フッ素を含んだ合成樹脂を主成分とした塗料です。雨風や紫外線に強く、耐用年数は15~20年と高耐久です。また、カビや藻の付着を防ぐ効果があるため、湿気の多い箇所への塗装にも向いています。

ただし、扱いにくい塗料で施工技術が必要なため、業者を選ぶ際には注意が必要です。

メリット デメリット
・耐久性が優れている
・カビや藻を防ぐ効果がある
・汚れにくい
・摩擦に強く、光沢がある
・価格が高い
・色の種類が少ない
・艶ありの施工しかできない

フッ素塗料の費用相場は1㎡あたり3,500~5,500円、耐用年数は15~20年です。

 

【無機塗料】

無機塗料は、その名のとおりガラスや鉱物などの無機物を主成分とした塗料です。無機物に有機物を混ぜて塗料として使えるようにしたものを「無機塗料」といいます。

有機物は紫外線や雨風で劣化してしまうのに対し、無機物は劣化しないため、無機物が含まれた無機塗料は耐久性に優れています。また、カビや藻を防ぐ効果もあるため、高耐久かつ美観を長く保ちたい方におすすめの塗料です。

しかし、価格が高いわりにひび割れしやすい塗料のため、職人の技術力によって仕上がりに差が出ます。無機塗料で外壁塗料する場合は、実績が豊富な業者か確認してから依頼するようにしましょう。

メリット デメリット
・耐久性が高い
・不燃性能が高い
・汚れにくい
・ひび割れしやすい
・下地によっては塗装できないことがある
・技術力によって仕上がりに差が出る
・艶ありの施工しか出来ない

無機塗料の費用相場は1㎡あたり4,500~5,500円、耐用年数は20~25年です。

 

【光触媒塗料(ピュアコート水性):機能性塗料】

光触媒塗料は、酸化チタンを主成分とする機能性塗料です。酸化チタンが紫外線に反応して汚れを分解するため、他の塗料よりも汚れが付着しにくいという特性を持っています。長期間きれいな状態を保ちたい方におすすめの塗料です。

ただし、施工できる業者が少ないため、業者が提供していない可能性があります。

メリット デメリット
・抗菌作用があり汚れにくい
・紫外線を受けると汚れを分解する
・雨水で汚れを洗い流す機能がある
・空気を洗浄する機能がある
・価格が高い
・砂や錆びなど、落とせない汚れもある
・施工できる業者が少ない

光触媒塗料(ピュアコート水性)の費用相場は1㎡あたり3,500~4,500円、耐用年数は20年以上です。

 

【遮熱・断熱塗料(ガイナ):機能性塗料】

遮熱・断熱塗料(ガイナ)は、外壁や屋根に塗ることで、夏の暑さや冬の寒さを防いで室内を快適な温度に保つための機能性塗料です。

遮熱とは、建物内部まで熱が伝わらないように太陽光を反射する機能のこと。室内の温度上昇をおさえる効果があるため、夏の暑さが厳しい地域に適しています。

一方、断熱とは、外壁からの熱伝導をおさえる機能のこと。室内の温度を一定に保つ効果があるため、夏の暑さと冬の寒さの両方に効果的です。また、結露をおさえて外壁内部の腐食を防ぐ効果もあるため、建物の寿命を延ばすことも期待できます。

ただし、遮熱・断熱塗料(ガイナ)は濃い色には対応していないため、黒色や赤色などで塗装したい場合には向いていません。

メリット デメリット
・断熱・遮熱効果があり暑さ対策になる
・断熱・保温効果があり寒さ対策になる
・遮音効果がある
・空気を洗浄する機能がある
・結露をおさえて外壁内部の腐食を防ぐ
・価格が高い
・黒や赤など濃い色には対応していない
・施工できる塗装業者が少ない
・艶なしのみしかない

遮熱・断熱塗料(ガイナ)の費用相場は1㎡あたり4,000~5,000円、耐用年数は15~20年です。

 

https://rentry.jp/paint/paint-kinds/#i-1

 

外装リフォームプロ集団より引用しています。

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