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屋根、外壁リフォーム専門店新潟市の塗装店 ホクト-CTF株式会社

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2024/02/06外壁塗装の足場でよくあるトラブル 注意点と対策まで徹底解説

足場とは、外壁塗装の作業をスムーズにするため一時的に設けられる作業台のこと。作業効率や塗装の仕上がりの質を高めるために欠かせない存在ですが、足場の組み方一つで日常生活が不便になったり、近隣とのトラブルにつながったりするケースもあります

 

足場設置に起きがちなトラブルをあらかじめ知り、確かな施工をしてくれる業者を選べるようになりましょう。

外壁塗装の足場でトラブルは起きる?

外壁塗装の足場設置によって、周囲の建物に傷がついたり、生活に支障が出たり、住民からクレームが来たりすることがあります。これらのトラブルを避けるためには、足場設置前に周囲の確認を行い、適切な対策を講じる必要があります。

また、マナーの良い業者を選んで事前にあいさつをすることも重要です。もしトラブルが発生した場合は、業者と共に対応策を打ち合わせ、早めに解決することが大切です。

足場の設置でよくあるトラブル【9例】

外壁塗装の足場には、次のような役割があります。

【足場の役割】

  • ・職人が作業する時の安全を確保する
  • ・すみずみまで塗料が均一に行き渡るようにする
  • ・騒音や塗料の飛び散りなどを防ぐ

1.足場で外壁が傷付く

以下2つの原因で外壁が傷つくことがあります。

【外壁が傷つく原因】

  • ・職人の不注意
  • ・足場を固定する穴

足場は、鉄パイプ製の柱や梁を組み上げた上で、床板や手すりを付けて建物の周囲に設置されます。これらの作業を行う際、足場材を外壁に当ててしまうなどの不注意があると、衝撃の度合いによって大きな傷が付くことがあります

また、柱や梁を組む時には、足場の倒壊を防ぐために「壁つなぎ」という外壁に穴を開け金具で足場を固定する処理を行います。足場解体時にコーキング材で穴をふさいで補修するため跡が残る心配はありません。

 

2.屋根材やカーポートが傷付く

設置作業時の不注意で、屋根材やカーポートに足場材が当たってしまったというトラブルです。トラブルを防ぐため、足場や固定具がカーポートに触れないように一時的にカーポートを取り外しておくのも一つの方法です。

 

3.資材搬入時に交通の妨げになる

家の敷地が狭くて資材運搬トラックの駐車場所がないとき、業者が路上駐車をしたことで起こるトラブルです。狭い道に路上駐車すると、近隣の車の出し入れや、人の往来の妨げになりかねません

資材の搬出入に当たっては、トラックの大きさや道路の広さなどを事前に測っておくようにしましょう。施主宅にトラックを停めるだけの広さがなければ、近隣の家の駐車場を貸してもらったり、コインパーキングを利用したりする必要も出てきます。

 

4.誰でも上層階にアクセスできる

足場の設置された家は、空き巣に狙われる可能性が高くなります。知らない人がいても業者の出入りに紛れて見つかりにくくなる上、戸締まりを怠りがちな上層階へのアクセスが容易になるからです。

空き巣などの犯罪を防ぐには以下の方法があります。

【外壁塗装の防犯対策】

  • ・常にカーテンを閉める
  • ・窓を常時施錠したり、鍵を増やしたりする
  • ・防犯センサーを取り付ける
  • ・外出時は電気をつける
  • ・足場の階段に鍵を付けてもらう

 

5.花壇や植木が邪魔になる

家のそばの花壇や植木が足場設置の妨げとなり、足場組み立て時の不注意で破損につながったというケースです。植木を短く切ってロープで固定し養生カバーをかける方法もありますが、事情があって切ることができないときは移設することも検討しましょう。

塗装業者や外注業者の手で移設や剪定などを行うときは費用請求の対象となることもあります。

 

6.強風や地震で足場が倒壊する

建物を囲む足場やネットシートは、強風や地震などの影響を受けて倒壊する可能性があります。自然災害はいつやってくるか予測できません。

また、足場の倒壊は自分の住まいだけでなく、近隣の家にも被害を及ぼす可能性があります。施工前に防止対策を講じてもらうよう依頼し、台風など風が強くなる時には、足場を固定したりネットシートを畳んだりするなどの処置を随時行ってもらうようにしましょう

 

7.足場の高さ不足

建物に対して足場の高さが足りないと、次のようなトラブルを引き起こすというケースです。

【高さ不足でおきるトラブル】

  • ・作業時の安全が確保できず、けがの元となった
  • ・職人が安定した姿勢で作業できず、作業時間が増した
  • ・ネットシートで家全体を覆えず、塗料やほこりなどで周辺が汚れたり、騒音の元になったりした

 

8.無許可で道路に設置される

敷地いっぱいまで住まいが建っていて、道路側にはみ出て足場を設けたというケースです。道路側に足場を設ける際は、道路を管理する警察署にあらかじめ「道路占用許可」を申請しなければなりません

申請に当たっては、次のような書類が必要です。

【許可申請に必要な書類】

  • ・平面図や立面図の図面
  • ・規定の様式の申請書
  • ・道路を占有する幅などを記した書類

これらの書類をそろえて業者が申請します。申請手数料はケースバイケースですが、原則として施工主の負担となります。

 

9.電線からの感電対策が行われない

足場近くを電線が通っているにもかかわらず、十分な安全対策を講じなかったことで感電など重大な事故を引き起こしたトラブルです。

足場近くに電線があるときは「防護管」と呼ばれる物を取り付けが必要。作業中の職人、施主の家族の人たち、足場の下を行き交う通行人などに感電や火災などをもたらさないようにしなければなりません。

防護管の取り付けは原則として電力会社が行います

https://rentry.jp/paint/ashiba-trouble/#i-2

 

足場で隣家・周辺住人とよくあるトラブル3例

外壁塗装の足場設置が原因で近隣とのトラブルが起こることもあります。その典型例をあらかじめ押さえて事前の対策を打っておくと、工事後の良好な近所づきあいにもつながります。

 

1.騒音がうるさいと言われた

足場の材料の大半を占めるのはパイプなど鉄製の部品。そのため、資材搬入時や組み立て時にパイプが当たる音、ハンマー打音などが周辺に響きます。

足場設置の作業時間は半日から1日が目安ですが、日頃聞きなれない音を聞くことはストレスの元。事前の知らせなく近くの家から足場設置の音が耳に飛び込んでくると、苦情の一つも言いたくなるのが心情というものです。

 

2.ほこりや汚れが飛んできたと言われた

足場を組み立てる際には、足場材やネットシートなどについたほこりが舞ったり、屋根や壁に付着した汚れが足場から飛び散ることがあります。

これらのほこりや汚れが、近隣の植木や鉢植え、ガス給湯機などに影響を及ぼす可能性も完全には排除できません。

近隣への事前の説明が再び重要です。工事の日程を通知する際に、足場設置に伴うほこりや汚れの可能性についても明確に説明することが重要です。これは外壁塗装の場合に限らず、日常的に近隣の人々とコミュニケーションを取ることも重要です。

 

3.足場が敷地に入っている言われた

家の敷地が狭いからといって、隣の家の敷地に許可なく足場を組むのは禁物です。仮に業者が勝手に敷地をまたいで足場を組んだ場合、近隣の人たちは施主が許可を出したのかと不審に思うかもしれません。

あなたの知らないところで隣家の敷地に足場が組まれた場合、まずはすぐお詫びに向かいましょう。その上で足場が組めない事情を説明し、敷地の使用について丁寧に交渉をしましょう。もし理解が得られないときは、地上でなく空中で境界を越える「空中越境」など、他の方法を業者に相談することをおすすめします。

https://rentry.jp/paint/ashiba-trouble/#i-17

 

足場費用でよくあるトラブル3例

外壁塗装の足場設置費用は、およそ20万円から30万円が相場とされています。しかし、家の大きさや足場のタイプなどによって費用はケースバイケースで、想定を超える費用がトラブルの元になることもあります。

1.足場費用が高額だった

足場設置費用は外壁塗装費のうちの約20%、金額にして20万円から30万円が相場とされています。しかし、以下のような制約や仕様などにより費用が増すことがあります。

【足場費用が高くなる理由】

  • ・3階建てや、狭い敷地に建っている家
  • ・高台にあり、足場の設置が難しい家
  • ・タイプの違う複数の足場を使う必要がある場合
  • ・工事を請け負った業者が外注の職人に作業を依頼する場合

したがって、どれくらいの費用がかかるかを事前に見積もることはとても重要。同じ条件で複数業者の見積もりを取る「相見積もり」をすることもおすすめです。

足場は、塗料などの飛び散りや騒音を防ぎ、職人の安全を保つ役割を担っています。また、塗装の仕上がりを良くするためにも欠かせない存在です。

※相見積もりをした際、極端に安い見積もりがあればその内容をしっかり確認し、金額だけで安易に業者を選ばないようにしましょう。

2.足場無料やキャンペーン価格に騙された

「無料」「キャンペーン価格」などの誘い文句で足場設置をうたうケースには注意が必要です。材料費や作業費など他の名目に費用を振り替えて見積もるケースもあり、塗装工事全体の費用が結果的に高くつくこともあります。

 

※外壁塗装の世界には、「点検商法」とも呼ばれる、訪問販売の形式で営業を行う業者もいます。訪問販売のセールスマンが「無料」「キャンペーン価格」などで勧誘してきたら次のような対応を取りましょう。

【訪問営業の対策】

  • ・相手にしないで断る
  • ・家族に相談する
  • ・他の業者の見積もりも取り寄せる

もし、十分に納得がいかないまま「点検商法」の契約を結んでしまったときは、早急にクーリングオフの手続きを行いましょう。契約書面を交わして8日以内なら訪問販売の契約を解除できます。クーリングオフができないときは、最寄りの消費生活センターへ相談しましょう

 

3.損傷の補償範囲が曖昧だった

外壁塗装などのリフォームを行う際、完成後一定期間の間に起きた不具合などに対して補修費用をまかなうことができる「リフォーム瑕疵(かし)保険」という制度があります。保険の利用は任意で、加入にかかる検査などの費用負担が施主に求められます。

補償範囲の例

  • 塗装の剥がれ・ひび割れが起きたとき
  • 雨水の侵入などの欠陥が見つかったとき
  • 塗装業者が倒産した場合

注意しないといけないのは、瑕疵(かし)保険の対象期間が工事完了時に始まるということ。つまり、施工中の足場が原因で起きたトラブルについては補償の対象にならない可能性が高いのです。

https://rentry.jp/paint/ashiba-trouble/#i-21

 

✏️外装リフォームプロ集団

外装リフォームプロ集団より引用しています。

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https://rentry.jp/paint/

 

 

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