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2024/09/03白い外壁で失敗しないコツ!汚れ対策や建物実例まで徹底解説!新潟市
爽やかで明るい印象の白い外壁。
再塗装のカラーとしても人気です。
しかし、「汚れが目立つのでは」、「既存の外壁色から変えて似合わなかったらどうしよう」白色への塗装を躊躇する声も少なくありません。
この記事では、白い外壁に塗装するときに失敗しないためのポイントを解説しています。おすすめの塗料の種類や、白を採用したおしゃれな外観の実例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
━━━この記事のポイント━━━
- ●白い外壁は他の色と調和しやすいため、塗り替えにも向いている
- ●カラーバリエーションの豊富さから、白の色選びには注意が必要
- ●最大のデメリットは、汚れの目立ちやすさ
- ●汚れに強い塗料選ぶことで、デメリットをカバーできる
- ●おしゃれな白い外壁にするなら、屋根や付帯部分の色にも注目
外壁塗装で白を採用するメリット・デメリット
○メリット1:色褪せが目立ちにくい
白い外壁は、色褪せによる退色が目立ちにくいことが利点です。
外壁の色褪せは、紫外線を浴び続けることによって塗料の色味が薄くなる現象。外壁に色褪せが起きると、外観が古びた印象になります。
黒や紺といった濃い色味の外壁ほど色褪せしやすい傾向があります。
白は、元々の色味が薄く色褪せが目立ちにくいため、長期間美しい印象をキープできます。
○メリット2:建物が大きく見える
白やベージュなどの明るい色は膨張色です。
外壁に白を採用すると、目の錯覚によって建物が実際よりも大きく感じられます。
たとえば平屋や間口の狭い家を広く見せたい場合には、白い外壁がおすすめです。
○メリット3:カラバリが豊富
一口に白と言っても、幅広いカラーバリエーションがあります。
白の色味を使い分けることにより、建物の印象も変えられます。
たとえば、ベージュっぽく淡い色の白なら温かみがあり、ブルーを帯びた白ならクールな印象になります。
また、屋根や付帯部分の色味に合う白を選びましょう。ブラウンの屋根ならクリーム色やベージュっぽい白がおすすめです。
○メリット4:色の組み合わせ幅が広い
無彩色である白は、相性良く組み合わせられる色も多いです。
そのため、外壁のカラーコーディネートを幅広く楽しめます。
たとえば、ツートンカラーにしてグレーやブラウンと組み合わせたり、付帯部に濃い色のアクセントカラーを採用したり、組み合わせのデザインで個性を演出できます。
既存のドアや屋根の色とも、相性良く組み合わせやすいです。
○メリット5:明るく清潔なイメージを得られる
白は明るく清潔なイメージを作りやすい色です。
色彩心理学では、白色には以下の印象を与える効果があるとされます。
(白がもたらす印象)
- ・明るい
- ・爽やか
- ・清潔感あがる
- ・純粋
- ・神聖
- ・無垢
清らかなイメージから、好印象な外観作りに役立ちます。
○メリット6:周囲の環境に馴染みやすい
白い外壁は、周囲の環境にも調和しやすい色です。
隣にどんな色の建物が並んでいても浮ことはありません。商業的な街並みにもグリーンが多い環境にも、どちらにも似合います。
▼デメリット1:汚れが目立ちやすい
白い外壁の最大のデメリットは、他の色よりも汚れが目立ちやすいことです。
自動車の排気や雨水によって外壁に汚れがつくと、跡が目立ちやすくなります。また、カビやコケが発生してもよくわかります。
窓の端から雨だれがついている白い外壁の家を見た経験のある方もいるのではないでしょうか。
外壁の汚れは塗料の選び方次第で対策できます。
白色を選ぶ際は、汚れの付きにくい防汚塗料や、セルフクリーニング機能のある塗料を選びましょう。
▼デメリット2:のっぺりとした印象になりやすい
外装が白一色のみの場合、メリハリがなく無表情な印象になりかねません。
違うカラーと組み合わせて、のっぺりした印象にならないようにコーディネートするのがおすすめです。
たとえば、窓枠にブラウンや黒などの濃い色を合わせると、引き締まった印象になります。
破風やポーチにベージュやグレーなど淡い色が見えると、優しい表情の建物に。ビビットなカラーを雨どいなどに採用して、個性的に見せることもできます。
白は単色ではなく、色の組み合わせを楽しんでいただきたいカラーです。
▼デメリット3:眩しく感じる場合もある
白い外壁の建物は、日光を反射しやすいです。
周囲から眩しく感じられる場合があるため、太陽光と外壁面の角度で周囲の迷惑にならないことを確認してから、採用を判断しましょう。
◎白い外壁で失敗しないために確認すべきポイント☝
おしゃれな白い外壁の家にするなら、以下のポイントを確認しましょう。
✨白い外壁で失敗しないためのコツ☝
- ●建物の形状や外壁の凹凸で立体感を出す
- ●付帯部の色とマッチするか確認する
- ●付着しやすい汚れの種類を確認する
- ●汚れ対策の塗料を使用する
- ●近隣住民と起こりうるトラブルを確認する
■建物イメージにあった白を選ぶ
白い外壁にしたい場合は、理想とする外観のイメージを考えておきましょう。
白は色のバリエーションが広いため、少しの色味の違いで印象が変わります。
たとえば、「温かみのある雰囲気にしたい」「クールでスタイリッシュな印象が良い」といった、大まかな方向性が決まっているだけでも選定しやすくなります。
ハウスメーカーなどの施工写真から、好みの外観を探しておくのもおすすめです。
■付帯部の色とマッチするか確認する
外壁の色を選ぶ際には、付帯部の色も確認しておきましょう。
なぜなら、付帯部の色によっては、理想の外観イメージにならないことがあるためです。
たとえば、サッシの枠の色は、外壁メンテナンスでは塗装をおこないません。真っ白の外観を希望して白い外壁を選んだものの、サッシの黒枠が目についてイメージと異なるケースがあります。
外壁塗装では色を変更しない付帯部とも、相性良くマッチする白の色味を選ぶと失敗をなくせます。
■付着しやすい汚れの種類を確認する
汚れの目立ちやすい白のデメリットをカバーするため、付着しやすい汚れの種類を確認しておくことも大切です。
建物の立地条件や地域によって、付着しやすい汚れの種類が異なるためです。
たとえば、大きな道路が近く排気汚れが気になる場合は、油汚れに耐性のある塗料を選定しましょう。陽当たりが悪くコケの付着が心配な場合は、撥水性を高めるメンテナンスを重視すべきです。
自宅の白い外壁に付着しやすい汚れの種類を確認できると、対策を講じやすくなります。
■汚れ対策の塗料を使用する
白い外壁の汚れを軽減するために、汚れが付着しにくい塗料やセルフクリーニング機能がある塗料を使用することを推奨します。
例えば、ラジカル塗料は、従来の塗料に特殊な成分を混ぜることによって「ラジカル」と呼ばれる劣化因子の発生を抑制した特殊な塗料。一般的な塗料よりも撥水効果を長く維持し、汚れが付着しにくい特性があります。
また、光触媒塗料は、紫外線の力を利用して雨水で汚れを流してくれる、セルフクリーニング機能がある塗料です。
白い外壁の美しさを長くキープするなら、高機能な塗料を厳選することが大切です。
【外壁のセルフクリーニングってどんな機能?】
セルフクリーニングとは、雨水によって表面の汚れを浮き上がらせ、洗い流すことができる機能のことです。
外壁塗装で選択できる塗料では、光触媒塗料がその代表です。
光触媒塗料のメリットやデメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
↓
■近隣住民と起こりうるトラブルを確認する
白い外壁は光を反射する特性があり、近隣住民が「急に眩しくなった」と感じる場合があります。
近隣の家の窓が直射日光を反射する位置にあるなら、光沢のある塗料を選ばない、植栽を植えるなどで対策しましょう。
白い外壁をおしゃれに取り入れるポイント★
外壁を白く塗り替えるなら、おしゃれな印象にしたいですよね。
白い外壁をおしゃれに見せるポイントをまとめました。
☆建物の形状や外壁の凹凸で立体感を出す
建物自体に立体感がある形状の場合、のっぺりとした印象になりにくいため、白い外壁がおしゃれな印象になります。
シンプルな形状の建物なら、表面に凹凸がある外壁材を選ぶと陰影によって表情が出やすくなります。
☆ツートンの採用でデザイン性アップ
ツートンデザインの外壁は、メリハリが付きスタイリッシュな印象になります。
一部をレンガ調などの柄のある外壁にするツートンカラーも、白い部分を引き立たせる方法です。
☆雨樋やサッシなどの付帯部をアクセントにする
単調な外観にならないために、雨樋やサッシなどの付帯部がアクセントになるような配色にしてみましょう。
白の外壁に濃いグレーや黒が加わると、シャープな印象になります。
個性的にするのなら、写真のような、ビビットなブルーのアクセントもおしゃれ。シンプルな白い外壁だからこそ組み合わせられるコントラストです。
☆カラーシミュレーションでデザインを検討する
どのような白色にするべきか迷うときは、カラーシミュレーションを活用してください。
事前に完成をイメージでき、おしゃれな外観になる白を見つけやすくなります。
また、塗料の小さな色見本より、実際に外壁に塗られた色の方が明るく見える傾向があります。カラーシミュレーションを利用することで、「イメージと違った」とがっかりする事態を防ぎます。
次回→「白い外壁がおしゃれな建物の【実例5選】」
こちらからご覧いただけます🍀
https://gaiso-pro.jp/tosou-white/
✏️外装リフォームプロ集団
外装リフォームプロ集団より引用しています。
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