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屋根、外壁リフォーム専門店新潟市の塗装店 ホクト-CTF株式会社

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2023/11/09外壁リフォームでもっとも重要!ご自宅は直張り工法?通気工法?

ご自宅の構造は直張り(じかばり)工法?通気(つうき)工法?

 

外壁工法には、「直張り(じかばり)工法」と「通気工法」の2つの方法があります。

 

窯業系サイディングは1990年代に急速に普及した外壁材ですが、当初は直張り工法で施工されていましたが、2000年の4月には品確法により、新しい外壁サイディングの施工方法には、通気工法が義務化されています。

 

ーーー直張り工法とはーーー

住宅の構造用合板に透湿性の防水シートを貼り、その上から直接、サイディング外壁を貼り付けていく施工方法。

 

工数が少なく済み、工期やコスト面でメリットが多いと注目されていましたが、

直接貼り付けしているために外壁内部で湿気が溜まりやすく、内部結露によって住宅の構造が劣化しやすいという点が指摘されるようになりました。

実際、直張り工法の住宅において、外壁内部にカビが発生し、腐食が進んでしまったというトラブルが数多く報告されています。

 

ーーー通気工法とはーーー

直張り工法のデメリットを解消している施工方法で、2000年以降では多くのメーカーや工務店が標準工法とし、外壁通気工法が義務化されています。

通気工法では防水シートとサイディング外壁の間に「通気胴縁」と呼ばれる木材を挟み込むことによって通気を良くしています。

 

またサイディングの厚さも直張りを行っていた当時とは異なり、14㎜18㎜と厚くなっているのが特徴です。

 

20004月より前に建てた家については、通気工法が義務ではありませんので、新潟市でも直張り工法によるご自宅が大半となっており、「外壁が汚れた」、「雨漏りする」、「ひび割れする」といった問題が多く発生しています。

 

【塗装工事の注意点】

そもそもこの2つの工法の違いを考慮せずにそのまま塗装工事をしてしまう業社がいます。

直張りによる外壁に塗装をしてしまうと、 中からの湿気や結露が今後は直接内側から外壁の外側に来ますので、塗膜の膨れ、剥がれが発生しやすくなります。

まずは診断により構造からどのようなリフォーム対策が必要なのか認識することが長く住み続けることに繋がります。

 

建物の構造は塗装リフォーム工事にとても重要となります。

ホクトでは、直張り工法のご自宅の場合、通気の確保を踏まえた外壁工事の提案をしております。直張り工法のご自宅はただ塗るだけでは解決しない問題がありますので診断後、詳しくご説明させていただき、後々のトラブルにならないよう要望を踏まえた外壁リフォーム工事の提案をさせていただきます。

ご自宅が直張りか見分けるには「水切り板金」をチェック!

 

水切り板金(土台水切り)と呼ばれる部分に定規を差し込み直張り工法か通気工法か調べることができます。

やり方は、サイディング外壁と水切り板金の間には少し隙間がありますので、そこに入るような定規やカードなどで奥行きを測ります。

 

換気がきちんとされている通気工法であれば、外壁材と通気胴縁を足した25㎜30㎜程度の奥行きが確認されます。

 

奥行きが10㎜~16㎜程度しかなかった場合、直張りの可能性が高いです。

1990年代に直張り工法が行われた当時のサイディング外壁は、厚さ12㎜から16㎜程度のものが採用されていたため、奥行きが10㎜から16㎜程度であれば直張り工法と考えられます。

 

ご自宅がどちらに該当するのか、ぜひチェックしてみてください🍀

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