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屋根、外壁リフォーム専門店新潟市の塗装店 ホクト-CTF株式会社

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2023/10/26外壁塗装の下地処理方法と工程について

外壁塗装の下地処理方法と工程

外壁塗装の際に行う下地処理の方法と工程を紹介します。劣化症状ごとに解説するので、自宅の外壁に下記の劣化がある場合は、処理方法を確認してください。

 

劣化症状

下地処理方法

コケや排気汚れ→

高圧洗浄

ひび割れ→

シーリング材の充填

膨れ→

高圧洗浄・ケレン

サビ→

高圧洗浄・ケレン・サビ止め

 

外壁塗装の工程と下地処理を行うタイミング

外壁塗装で下地処理を行うタイミングは、下塗りを行う直前です。

 

塗装面積によりますが、一般的には上記の工程を約14日間で行います。下地処理にかかる時間は1日ほどですが、劣化が激しいと2日以上かかる場合があります。

 

下地処理方法【コケや排気汚れ】

コケや排気ガスによる汚れの下地処理は、高圧洗浄で行われます。強力な水圧で洗浄するため、家庭用高圧洗浄機では落とせない汚れも除去できます。

ここでしっかりと汚れを落とさないと、塗装を行っても剥がれてしまう恐れがあります。高圧洗浄はただ単に汚れを落とすだけでなく、塗料が密着するよう異物を残さない役割があります。

 

下地処理方法【外壁のひび割れ】

外壁のひび割れの下地処理は、シーリング材などの補修材を使います。ひび割れは、軽度のひび割れであるヘアークラックと、重度のひび割れである構造クラックで下記のように補修方法が異なります。

 

クラックの種類

幅と深さ

下地処理方法

ヘアークラック

幅0.3mm以下

深さ4mm以下

ひび割れにシーリング材を擦り込む

構造クラック

幅0.3mm以上

深さ5mm以上

ひび割れ箇所に電動工具で溝を作り、弾力性の強いシーリング材で溝を埋める

 

ひび割れ箇所に溝を作るのは、そのままシーリング材で充填しても、内部がガタついていて補修材が均等に行き渡らないためです。シーリング材は、同じ部分のひび割れを防ぐために、ヒビに追従する弾力性が強いものを使用します。

 

下地処理方法【塗膜の膨れ】

塗膜の膨れの下地処理は、ケレン工具を用いて膨れを除去します。膨れは高圧洗浄で除去できる場合もありますが、外壁に残ってしまった塗膜はケレンが必要です。

ケレンとは、マジックロンやサンドペーパーなどの工具を使用して、塗膜を削り取る作業のことです。外壁に残った汚れを削り取る役割のほかに、塗料が密着しやすいようあえて傷をつける「目荒らし」の役割もあります。

 

下地処理方法【サビ】

外壁のサビの下地処理方法は、高圧洗浄やケレン作業の後にサビ止め塗料を塗ります。サビ止めを使用すると再発しにくく、きれいな塗膜が長持ちします。

塗膜の膨れと同じようにサビもケレンで落としますが、頑固なサビにはディスクグラインダーやカップワイヤーブラシ・サンダーなどの電動工具が用いられます。電動工具を使えばサビが落としやすいですが、駆動音やサビを削る作業で騒音が出る場合があります。

 

✏️外装リフォームプロ集団

外装リフォームプロ集団より引用しています。

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