お役立ち情報
2024/02/18新潟市┃屋根・外壁劣化による雨漏り、対策について
ひとたび雨漏りがはじまると、補修しない限り、永続的に建物内部に水が入り続けることになります。
そして、その被害は、生活に支障をきたすだけではありません。
雨水は家の内部にどんどん入り込むことにより、柱などの躯体を腐食させていきます。
その結果、家の寿命を大きく縮めてしまい、大規模なリフォーム工事に発展する可能性があります。
外壁からの雨漏り
外壁からの雨漏りを特定するのは非常に難しいです。
時にはじっくり時間をかけ調査を行わなければならない場合もありますが、まずは雨漏りの原因を特定することが最優先です。
雨漏りというと普通は雨が直接当たる屋根からと考えがちですが、実は外壁に問題や原因があることも多い状況です。
ただ一方で、高い位置にある屋根についても、素人では不具合があることに気づきにくいので、やはり定期的に屋根や外壁、付帯部などの建物診断行うことが大切となります。
特に油断してしまうのが、以前増築を行ったことがある建物の屋根です。
増築リフォームをしたばかりであっても、既存の基礎と増築基礎の接合部分の施工が甘かった場合、そこから雨漏りしてしまうことがあります。
外壁・屋根の塗膜や、サイディング材などの目地を埋めるコーキング、屋根の漆喰・棟板金などは、いずれも10年前後で劣化します。
10~15年毎に業者に点検してもらい、必要に応じて、外壁・屋根塗装やコーキングの打ち替え、漆喰・棟板金の補修などを実施しましょう。
その際、足場の設置が必要になるので、外壁と屋根は一緒にメンテナンスしておくと効率的です。
外壁から雨漏りが起きてしまった場合、外壁材だけでなくサッシや水切り、ベランダ・バルコニーとも接しているため早期診断が必要です。
外壁から、雨漏りする原因には以下のようなものがあります。
・外壁自体に発生したひび割れなどの破損
・外壁に施工された開口部とのすき間
・サイディングのシーリング材(コーキング材)の劣化
・サイディングの反り、壁の変形
・水きり金具のサビや劣化
・サイディングやモルタルの破損
外壁から雨漏りした場合の症状💦
- ●雨染みがある
- ●雨が降ると、雨水が窓枠から落ちてくる
- ●壁紙の内側がカビてはがれてくる
- ●カビ臭くなる
- ●壁が湿っぽい
- ●壁に水滴が浮いている
このような症状が出た場合、雨漏りがかなりひどくなっている状況です!
【雨漏りを放っておく危険性】
雨漏りを放っておくと、外壁の内部にまで雨水が侵入して湿気やカビの原因となります。
断熱材が水浸しになれば、そこにカビが生えることもあるでしょう。
雨漏りが目に見えていない状態でも、カビ臭いと感じた場合は注意です!
カビは、温度25度前後、湿度80%以上の環境で繁殖しやすいと言われています。
雨漏りが起こると、天井と屋根の間に水がたまり、温度が上昇します。さらに、温度が高い状態で気温が上昇することで、カビが繁殖しやすい環境が整いますので、雨漏りをしている天井裏等は、カビにとって絶好の環境です。
天井裏などの見えない場所からカビが増えていくと、増えたカビは不快な臭いを放ちます。
カビ臭いなと感じたら、雨漏りの可能性がありますので、まずは業者に診断してもらいましょう。
また、壁内の木材が腐食する可能性もあり、とても危険です。そのまま雨漏りを放っておけば大規模な修繕工事に繋がり多額の費用がかかってしまいますので10年に1度は雨漏り調査依頼をすることをおすすめします。
⭐︎応急処置⭐︎
台風などの災害時に外壁から雨漏りがしていることが分かったなどという場合、雨漏りの原因と思われる場所にビニールシートをかぶせたり、防水テープを貼ったりしましょう。
そうすれば、一時的に雨漏りを止めることができます。ただし、あくまでも応急処置です。
⭐︎雨漏り調査員に依頼⭐︎
雨漏りの原因となった場所や雨漏りの規模は、個人では分かりません。
ホクトでは雨漏検査員がご自宅の調査をし、診断書のもと今後の補修内容をご説明いたします。
↓ご確認ください⚠️↓
築10年未満の家で台風など大規模災害に遭遇していないにも関わらず外壁から雨漏りが起きる場合は、工事に不具合があった可能性があるので、一度施工業者に調査依頼をしてください。
ホクトでは雨漏り検査員がご自宅の調査・診断をいたしますので雨漏りが発生していない方でも築10年以上経っているお客様は無料調査をいたしますので無駄な補修工事を繰り返さないよう、まずはホクトにご相談ください。
目地部分、シーリング材の劣化による雨漏り
窯業系サイディングの目地に充填されているシーリング材が劣化し、痩せたり、ひび割れたり、剥がれたりして隙間ができてしまい、そこから雨水が浸入してくるケース。
【劣化を放置すると雨漏りの原因になる】
シーリングの劣化を放置すると、サイディングの間に隙間ができて、雨水が侵入します。雨水が内部に侵入して防水シートや下地を腐食させると、雨漏りにつながる恐れがあります。
サイディングは張り合わせただけだと隙間が生じるので、建物の防水機能を保つためにはシーリングが必須。劣化症状が重くなるほど内部の劣化も進みやすくなるので、シーリングの劣化は早めの対処が重要です。
【劣化を放置するとサイディングがひび割れやすくなる】
シーリングの劣化を放置すると、外壁の耐久性も低くなり、サイディングがひび割れやすくなります。
シーリング材はゴムのような弾性がある素材で、地震などの揺れから外壁のひび割れを防ぐためのクッションの役割があります。ただし、劣化が進行すると硬化していくので、ひび割れを防ぐ役割を果たせません。
ーーー対処方法ーーー
シーリング材の打ち替え
これまでのシーリング材を撤去し、新たに充填することによって雨水が浸入してくる隙間をなくします。
外装リフォームプロ集団より引用しています。
受講者募集中!
サイディングのシーリングは放置NG!
https://rentry.jp/paint/siding_sealing_hosyuu/
サッシからの雨漏り
雨漏りというと屋根からの物を想像しがちですが、実はサッシから漏れてくる不具合も非常に多く発生しています。
もし、雨の日に窓の周囲が濡れているようなら、サッシから雨漏りしている可能性が高いといえます。
サッシからの雨漏りの原因として、最も多いのがコーキングの劣化です。
対処方法は
【コーキング材の増し打ち、または打ち替え】です。
既存のコーキングを撤去せず、上から新しいコーキングを被せることを増し打ちといいます。
しかし、増し打ちでは既存のコーキングと新しいコーキングが密着しないケースもありますのでご相談ください。
※サッシの取り付けや構造によってはシーリング材を完全に撤去し、打ち替えが困難な場合もあります。その場合は増し打ちを推奨します。
雨漏りを長期的に防ぐためにも、ひび割れをきちんと埋めた上で、塗装の塗り替えを実施しましょう。
春から始める雨漏り対策
1年間の中で、雨漏り修理を行うベストな時期は、春から梅雨前までです。
梅雨前にやっておきたい雨漏り対策は、ズバリ
🍂掃除🧹です。
4、5月に入るとしばらく天候のいい日が続きます。
6月からは、梅雨や台風シーズンへ入っていきますので雨漏り対策するには春🌸です!!
バルコニー・屋上などの排水口の掃除や雨どいの掃除は天気のいい5月中には済ませましょう!お掃除だけでも雨漏りリスクを軽減することができます✨
【雨樋の掃除】
雨樋も他の場所と同じように、掃除などの定期的なメンテナンスが必要です。
落下事故には、くれぐれもご注意ください。
⚠️2階屋根の雨樋は危険ですのではしご・脚立などを使用して、下から掃除してください。
必ず2名で行ってください。
※屋根の上はとても危険なので、上がらないでくださいね‼︎‼︎
まずは樋から取り除けるゴミを除去します。
横樋に植物が生えたり、土や落ち葉が溜まったりしている場合は取り除き、縦樋に詰まりがある場合は、まずは縦樋の出口付近から確認をおこなってください。
詰まりの原因が縦樋の出口付近にある場合は、トングを使って少しずつゴミを掻き出します。
ゴミを取り除いたら、きちんと出口まで水が流れるかを確認します。
バケツなどは危険ですのでホースの使用をおすすめします。
🍀雨樋用の落ち葉による詰まりを軽減できる〈落ち葉除けネット〉などもホームセンターに販売しています🍀
【排水口の掃除】
屋上・バルコニー・ベランダ・ひさし・植栽など、さまざまなところに排水口があります。
落ち葉・土が堆積すると、そこから、植物やコケなどが育ち、さらに、排水口をふさいでしまいますので掃除が必要です。
⚠️危険な場所の場合は、必ず業者に依頼してください。
最後に、皆様日々お忙しいとは思いますが、大切なご自宅を維持するためにも雨樋、排水口のお掃除は年に一度くらいのペースで行ってください😃
ホクトには戸建住宅劣化診断士がご自宅を調査いたします👀
雨漏りは劣化などによりどの部分からも発生します。
雨樋、排水口など頻繁に詰まりを感じるようでしたらお気軽にホクトにご相談ください🔍
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