お知らせ
2024/05/07外壁リフォーム業社の実態┃丸投げ外壁塗装業者に注意!トラブルが発生したら┃新潟市
塗装業者の施工不良トラブルのご相談が増えています!
特に専門店といいながら下請けに丸投げの塗装業者には十分ご注意ください。
ご存知ない方が多いのですが、塗装業を営むにあたって、実は資格も許可も必要がないんです。「塗装店です!」と名乗れば営業できてしまいます。
「弊社は資格がありません。」などとわざわざ言っている塗装会社はないかと思いますのでまずはHPなどで依頼する会社がどのような免許、資格を取得しているのか事前に確認することをおすすめします。
屋根、外壁塗装はリフォームの中でも高額な工事です。知識のない塗装店に依頼し、施工不良などトラブルになる事は絶対に避けたいですよね…。
外壁塗装会社には信頼できる資格や許可があります。
まずは職人が取得していれば安心の【一級塗装技能士】
厚生労働大臣認定が認定する、年に一度行われる難易度の高い国家資格で、一級、二級、三級に分かれており、なかでも一級塗装技能士は合格率が約50%とやや難しく、受験にも条件があります。
一級塗装技能士を受験するためには、数年の実務経験が必要です。7年以上、または2級合格後に2年以上、3級合格後に4年以上の実務経験があることが、受験の条件とされています。
実技試験では、ベニヤ板にパテ塗り、ケガキ、調色、ハケやスプレー(今年よりローラーに変更になります)による塗装などを行なって、仕上がりを判定します。
実技の試験時間は5時間で、所定の時間内に塗装を完了させるだけでなく、片付けまできちんと終わっていなければなりません。
次に、会社が取得していると安心、【県知事許可書】
県知事許可書は、会社に与えられる許可書です。この許可書の取得には条件があり
・不正、または不誠実な行為をする恐れが明らかな者ではないこと
・5年以上の経営経験
・自己資本が500万円以上
と決められており、「不正行為を行う恐れがなく、ある程度の経営を続けている会社」にのみ与えられる信頼の証です。
建設業許可ですが、塗装、建築、解体、足場、など様々あります。
◎塗装専門店であれば【塗装工事】の許可を得ていれば安心です☝️
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資格を持ってない職人でも腕のいい職人はたくさんいます。免許がないからといって塗装してはいけない決まりはありません。
⚠️問題なのは、塗装専門店といいながら下請けや孫請けの職人に丸投げし、下請けの技術力をわからないままお任せしているような業者がいることです。
このような丸投げの塗装業者とのトラブルにより、施工不良などでお困りのお客様からのご相談を多くいただきます。
外壁塗装工事を成功させるためにもまずはご依頼を考えている業者がどのような資格を取得し塗装に関する知識がしっかりあるのか把握することが大切です。
塗装工事後のご相談で特に多いのが、3年以内の塗膜の剥がれや、膨れです。
特に丸投げ業者には注意してください。
下請けにお任せ業者は管理はしているものの屋根や外壁に関する知識がないため、とにかくどんなに劣化がみられていても塗装で提案をしてきます。
このような知識のない塗装業社にあたってしまうと、最悪の場合、見た目に不満が生じるだけでなく、塗料のムラ、膨れ、塗膜の剥離などの施工不良が生じてしまう可能性があります。
【職人の腕と適正な施工ができる業者選びが重要!】
塗装工事は、“最適な塗装工事”が現場によって異なります。
- ◆屋根や外壁の素材によって
- ◇劣化症状によって
- ◆気温や湿度によって…
その他、さまざまな要因によって、経験豊富な塗装職人が現場で判断し、日々対応を変えていかなければなりません。
塗装職人には、無数の要因を踏まえて、最適な塗装工事のやり方を現場ごとに考えられるだけの、知識や経験が必要です。
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外壁塗装の【完了後】によくあるトラブル6選
外壁塗装の施工後に起こるトラブルは、仕上がりに関するトラブルが多くあげられます。納得いく外壁塗装のためには、業者選びと保証内容の確認が重要です。
⒈イメージと違う外壁色になった
外壁塗装後の色がイメージと違ったものの、やり直しに応じてもらえないトラブルがあげられます。
外壁塗装の保証は基本的に施工不良に関する内容がほとんどなので、色をイメージ通りに再塗装してもらうためには追加料金がかかります。
イメージと違う外壁色になる原因は、同じ色でも色見本と外壁で印象が異なることを把握していないからです。
外壁塗装は色見本より大きい面積で塗るため、仕上がりがイメージよりも明るくなります。また、日が当たっている部分と日陰部分でも色見本の印象が異なります。
⒉塗料にプツプツとした穴がある
外壁塗装後のトラブルで、塗膜にピンホールという小さな穴ができるケースがあります。ピンホールに雨水が入ると、塗膜の内部が浸食されて劣化に繋がり、耐用年数まで効果が発揮できません。
ピンホールが発生する原因は、手抜き施工によるものです。
✅ピンホールが発生する原因
- ・塗料を薄めて使用する
- ・塗料の乾燥不足
悪徳業者の場合、人員不足でスケジュールが詰まっているからと塗料が乾ききる前に次の工程に移ったり、材料費を安くするために塗料を薄めたりします。
ピンホールを防ぐために、施工実例や口コミから判断して、しっかり施工してくれる業者に依頼しましょう。
⒊保証対象になる劣化を誤認していた
保証対象になる劣化症状を把握しておらず、業者に保証対象外と断られる場合があります。
例えば、ひび割れも保証対象になると思っていたが、保証書を見ると水漏れに関する項目のみしか記載されておらず、ひび割れを補修できなかったケースです。
業者と契約する際に、契約書と一緒に保証書が渡されます。保証書の中に保証対象の内容が記載されているので、きちんと内容を確認しましょう。
※保証期間も合わせて確認すると、期間外に依頼して外壁の補修依頼を断られるトラブルを防げます。
⒋手直しをお願いしたらなかなか業者が来ない
外壁塗装後に気になる部分があり手直しをお願いしたものの、一向に業者が来ないトラブルがあります。
気になる部分があったら、悪化する前に業者に来てもらう必要があります。
業者にお願いしても取り合ってもらえない場合は、第三者機関に相談しましょう。
※業者が手直しに来ないトラブルの場合は、「住まいるダイヤル」がおすすめです。
⒌外壁塗装工事の資材やゴミが置きっぱなしになっている
外壁塗装工事で使用したペンキ缶や養生ごみなどが残った状態で、工事が終わってしまったケースがあります。
この場合、後日ゴミを回収することを業者が施主に伝え忘れていたと考えられるため、一度外壁塗装業者に問い合わせましょう。
伝え忘れを防ぐために、LINEやメールでの報告だけでなく、会話などのコミュニケーションを交わすと良いです。そのため、愛想の悪い業者ではなく、話しやすい業者を選ぶと伝え忘れに関するトラブルを防げます。
⒍業者が倒産してしまった
施工後に業者が倒産してしまい、今後の保証をどうしたらいいか分からなくなってしまう場合があります。
保証書をまずは確認して、倒産後も保証される契約かどうか確認しましょう。外壁塗装会社が用意している保証制度は、下記の2つに分けられます。
制度 | 倒産後の保証有無 |
---|---|
自社保証→ | 保証されない |
第三者保証→ | 組合や損保会社のお金で保証可能 |
※倒産後の保証について不安になるケースを防ぐためには、あらかじめ用意している保証制度は保証事業者の制度かどうか尋ねましょう。
外壁塗装でトラブルが発生したらとるべき行動
外壁塗装のトラブルは、適切な行動を取れば解決できる可能性が大いにあります。実際にトラブルが発生した際に、冷静に対応できるようにしましょう。
■現場の様子・状況を写真や動画に収める
外壁塗装のトラブルが発生したら、まずは現場の様子や状況を写真・動画に収めましょう。
施工時のトラブルが業者に伝わりやすくなるからです。くわえて撮影日時が分かるため、例えば塗膜の剥がれの写真を見せた際に「これは塗装前の状態だ」と業者から言われる事態を防げます。
どの箇所でどのようなトラブルが起きているか分かるように、全体を撮影するとより伝わりやすくなります。
■施工業者に相談する
工事に関するトラブルが発生したら、まずは施工業者に相談しましょう。施工不良が原因の不具合は、無償で直してもらえる可能性があります。
ただし、保証内容に条件が含まれている場合もあるため、契約時にしっかりと保証書を確認しましょう。
■解決が難しい場合は第三機関に相談する
施工業者とのやりとりで解決できない場合、第三者機関に相談する方法がおすすめです。外壁塗装に関するトラブルに助言・対応してくれる機関が3つあります▼
機関名 | 相談するタイミング |
---|---|
住宅リフォーム・紛争処理支援センター | →塗装業者が取り合ってくれない |
国民生活センター | →クーリングオフや訪問販売など契約に関するトラブルを解決したい |
弁護士 | →法的に訴えたり損害賠償を請求したりしたい |
※弁護士は費用がかかるため、最終手段で活用しましょう。
ーーー外壁塗装のトラブルでよくある質問ーーー
- Q.トラブルを避けるためにできることはありますか?
- A.悪質業者に依頼せず、優良業者に依頼するとトラブル防止に繋がります。多くの優良業者は施工が丁寧で、保証が充実しているからです。また、近隣トラブルを防ぐためには事前に近隣挨拶をすると良いです。
- Q.トラブルに巻き込まれたら誰に相談すべきですか?
- A.まずは施工業者に相談しましょう。施工業者に依頼しても解決できない場合は、第三者機関に相談すべきです。契約に関するトラブルは国民生活センター、塗装業者と揉めている場合は住宅リフォーム・紛争処理支援センターがおすすめです。
それでも解決しなければ有償ですが弁護士に依頼する方法も選択肢の1つです。
- Q.業者への不安が拭えないのですが、解約しても良いでしょうか?
- A.不安を抱かせる業者は、悪質業者の恐れが大いにあるため、解約しましょう。そのまま契約を続けていると、後々トラブルを発生させる恐れがあるからです。外壁塗装は、契約してから8日以内ならクーリングオフが適用できるので活用しましょう。
外壁塗装のトラブルは、優良業者に依頼すれば未然に防げるケースが多くあります。あらかじめトラブルの内容や解決策を把握して、安全に外壁塗装をおこないましょう。
✏外装リフォームプロ集団より引用しています。
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